植毛後のシャンプーの仕方で気をつける点はありますか？

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植毛後のシャンプーの仕方で気をつける点はありますか？

植毛手術から2日経つと、シャンプーが可能になります。手術した翌日には頭皮を消毒して、その晩からシャンプーが可能になります。ただし、いつも通りに洗って良いというわけではありません。移植した部分には使ってはいけません。シャワーの勢いを弱めたり、霧吹きにお湯を入れて、優しく濡らす程度にとどめましょう。洗面器を使う場合には、上から一気にお湯を被ってはいけません。できれば洗面器は使わず、小さなコップなどにお湯を組み入れて上から優しく濡らしてあげるようにしましょう。それ以外の部位ならば、低刺激のシャンプーを使っても良いです。頭皮に直接つけるのではなく、洗面器にお湯と一緒に入れて薄めてから洗うようにしましょう。洗うときは、力を入れないように気をつけます。強く擦ってしまうと移植部位がダメージを受けてしまう危険性があるからです。手で軽くポンポン叩くような感じで薄めた液をつけて、あとはすぐに洗い流すようにしましょう。シャワーの勢いは常に弱めたままで使ったほうが安全です。洗い流したら、清潔なタオルで髪を押すようにして水気を拭き取ります。ドライヤーを使う場合には、冷風か、もしくは温風にして頭から20?30cm程度離して使うようにしましょう。風量は最弱にして、植毛部位に刺激を与えないように気をつけましょう。手術から1週間したら、移植部位に触れても大丈夫です。かさぶたができているので、勢いを弱めたシャワーを当ててしっかり濡らして、ふやけて取れてきたかさぶたを指の腹を使って優しくこすり取ります。頭をなでるような感じで、円を描くようにすると余計な力がかからずに取れます。このとき、取り残しのかさぶたがあっても、絶対に無理やりはがしてはいけません。爪で引っ掻いて取ってしまうと、感染症の原因になることもあります。移植部位以外は、なるべく低刺激のシャンプーを選んで、そのままの濃度で洗って大丈夫です。2週間経てば、普通に洗えるようになります。あまり刺激のないもののほうが良いですが、通常の刺激のシャンプーを使っても問題ありません。ムースやジェルなどの整髪料は術後1週間から使えますが、パーマやカラーリングは術後1ヶ月は控える必要があります。以上は植毛後の洗髪の注意点でしたが、日数はあくまでも目安です。傷の治りには個人差がありますし、術式によっても注意点は変わってくる可能性があります。詳しくは、手術を受けたクリニックの医師から聞いておきましょう。