植毛した後の生活｜普通に床屋に行っても大丈夫なの？

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植毛した後の生活｜床屋に行くときの注意点

「行きつけの床屋があったけれども、植毛をしてから行きにくくなった」という声がよく聞かれます。一番気になるのは、植毛したことがバレてしまうのではないかということです。ドナー採取の時に剃り落とした側頭部や後頭部の傷は、髪が伸びてくれば気にならなくなります。しかし、髪が伸びるまで床屋に行きづらいという悩みも出てきます。これに対しては、薄毛の悩みをよく理解してくれる床屋を探すことが大切です。植毛の後には、定着しないのでは、後遺症が残るのでは、周囲にバレるのでは、など様々な不安が出てくるものです。そういった不安をよく理解しているスタッフが揃っている床屋ならば、安心して通うことができます。無理に傷のことを聞いてきたり、奇妙な目で見ないようなところならば、安心です。植毛クリニックでは、術後の患者さんでも行きやすいように、床屋や美容院と提携しているところもあります。言わなくても察してくれますし、余計なことはき聞かれないで済みます。また、クリニックによっては術後の経過についてアフターフォローしてくれる専門の施設を用意しているところもあります。手術の悩みだけではなく、日常生活で気になる些細なことまで相談にのってくれる頼れる存在です。ちなみに、剃りあげた部分が気になるのであれば、術後48時間（2日後）ならばカツラを着用しても大丈夫です。ちなみに、2日後はシャンプーが可能になるタイミングです。ただし、カツラをずっと被ったままにせずに、できるだけ外す時間を長くすることが大切です。カツラを長時間つけていると、発毛が阻害されてしまうことがあるからです。また、定着率が落ちてしまうこともあります。実際に、手術を受けた後にカツラを長時間被っていた人は、定着率が本来の平均の95％以上よりも低い80％になってしまったというデータもあります。個人差があるので、カツラを被ったら必ず定着率が低下してしまうわけではありませんが、着脱できないタイプのカツラは使わないようにしましょう。どうしても気になる外出時にだけ被って、家では外しておくなど、できるだけ外しておく時間を長くしましょう。植毛を受けた後で不安や心配が出てくるのは、普通のことです。自分だけがおかしいのではないかと考えすぎずに、気になった時には手術を受けたクリニックに相談してみたり、相談だけできる相談センターのようなところを利用していくようにすると良いです。