【植毛の耐久性】抜けたり、駄目になったりすることはないの？

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【植毛の耐久性】抜けたり、駄目になったりすることはないの？

たいへん気になる薄毛を解消するために、植毛の施術を受けたいと考えている方は多いことでしょう。このような施術には、特殊な技術が関係していることもあって、かかる費用は決して安いものではありません。そのため、頭皮に移植される毛の寿命や耐久性といったものは、非常に気になるポイントと言えるでしょう。たとえば、自毛による植毛を行なう場合、自分自身の毛髪を組織ごと採取して移植することになります。そこで、一旦組織が定着すれば、その後は自分自身の毛髪と何ら変わりがなくなります。つまり自分の毛髪と同じ寿命、同じ耐久性があると考えることができるでしょう。もちろん、頭皮に移植した後の毛髪は一生ものというわけではありません。もともと頭皮に残っている、生きている毛髪すべてには寿命があるものです。そして、その寿命が来ればやはり抜け落ちてしまうでしょう。それは、移植された自毛についても同様です。とは言っても、毛髪組織が生きている限り、毛髪は成長を続けたり生え変わったりするものです。つまり、自毛はそれだけ耐久性にも優れているということです。それに対して、人工毛植毛の場合はやや異なっています。もちろん植毛の分野における最近の技術面での進歩に伴って、質がたいへん良く耐久性にも優れた人工毛が開発されて使われるようになってきました。しかし、たとえどんなに質の高い人工毛を使ったとしても、自分の髪の毛の一部になってしまうわけではありません。特に、頭皮や頭髪に使うシャンプーや整髪料などによって、人工毛は劣化しやすいという特徴があるのです。そのため、頻繁にシャンプーしたり、毎日のように整髪料をつけたりするという人にとっては、人工毛の劣化も早いと考えることができます。これらの要素に加えて、紫外線も人工毛に大きな影響を与える可能性があります。特に、夏のような強い紫外線にさらされることによって、さらに劣化を促すことになるでしょう。また、もう一つ覚えておきたいのは、もともと自分の頭皮に残っている毛髪は、絶えず変化していくという点です。それに対して、人工毛は同じように変化していくわけではありません。それで、人工毛による植毛をした場合、最初の仕上がりはごく自然で違和感がないとしても、年数が経てば経つほど劣化するため、定期的なメンテナンスが必要とされているのです。このように、自毛と人工毛とでは、耐久性に違いがあるという点を考慮に入れて選びたいものです。