植毛の傷｜手術痕が残らない？！最新植毛情報！

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植毛の傷｜傷が残らない？！最新植毛情報！

植毛手術は外科手術によって薄毛を改善する治療法ですから、その手術を受けるに際して傷跡の心配をすることは当然でしょう。いくらしっかりと薄毛が治ったとしても、その後で誰が見てもわかる跡が残ってしまったのでは意味がありません。さて、ではそもそも植毛で傷が残るのかどうかについてですが、これは方法によって変わります。まず現在の手術には大きく分けてFUT法とFUE法があります。正確に言えばもう一つ単一植毛法があるのですが、この方法は世界的に見ると日本と韓国程度でしか行われていないうえに定着率が少々低いため、最近では人気が無くなってきました。この方法だと跡が残りづらいとは言えますが、毛の定着率が低いというのは大きなデメリットですから、事実上現在方法として選ぶのであればFUT法かFUE法でしょう。まずFUT法ですが、これはメスを使ってドナーとなる毛根を採取して別の部位に植え付ける方法です。メスを使う以上はやはり傷跡が残りやすいとして考えることが必要でしょう。もちろんクリニックとしても外見的に目立つ跡が残ることは避けるために可能な限り綺麗に縫合するようにはしていますが、完全にわからないようになるかと言われればあやしい部分があります。その分定着率が非常に優れており、必要なドナーを採取できるということでメリットがあるのですが、跡に関しては注意が必要な方法だと言わざるを得ません。それに対してFUE法ですが、これは特殊な機械を使って毛根を毛髪ごと吸引し、それを移植していく形になります。メスを使って切除をする必要がありませんから縫合の必要もありませんし、吸引された毛髪部分の毛穴痕もほとんどの場合は綺麗に塞がりますから、ほぼ目立たなくなると言って良いでしょう。ただFUE法はドナーのロスが多い、つまりせっかく採取したのに毛根部が傷ついてしまって実際に移植することが出来ないなどのリスクがFUT法に比べると高い上、一本抜くごとに跡が増えるため大量のドナーを採取するのには向いていません。まつげやまゆ毛などの部位であればデメリットは気になりませんが、広範囲の施術では跡もかなり目立つものになるでしょう。さて、では結局植毛の傷跡はどうなのかというと「やはり多少は残ってしまう」というのが実情です。FUE法の場合は横に一直線の跡、FUT法の場合は毛を抜いた部分にぽつぽつと残るという形になりますので、この点は理解が必要です。と言っても髪が伸びた後の髪形を整えたりすれば跡はほとんど気にならないように隠せるという人も多いですから、事前のカウンセリングでよく話し合って決めるのが大切です。