植毛、成功しました!見た目が変わると世界も変わる(´;ω;`)

植毛には人工毛と自毛の2種類がありますが、成功率が高いのは自毛です。人工毛は、まだ日本の医療技術が発達していないころに導入された技術です。比較的簡単に植えられるというメリットがありますが、移植に使うのが自分の体の一部ではないため、拒絶反応が起きやすいというデメリットがあります。拒絶反応は、本来なら体を守ってくれる免疫システムが体外から入ってきた人工毛を異物とみなしてしまい、攻撃することで起こります。頭皮の炎症が主な症状です。この炎症によって、定着率が下がって植えた人工毛が抜け落ちてしまう恐れもあります。一方、自毛植毛は自分の後頭部や側頭部の毛を頭皮ごと移植します。後頭部や側頭部は男性ホルモンの影響を受けにくいため、髪が抜けにくい毛根が多いです。この部位からドナーとなる移植株を採取して、薄毛が気になる場所に移植させるのが自毛植毛です。人工毛と違って、自毛は自分の体の一部です。そのため、免疫システムが自己とみなして、攻撃しにくいというメリットがあります。つまり、自毛植毛は人工毛に比べると拒絶反応が起こりにくく、定着率が高くなるということです。成功率の平均は、95%以上と言われています。ただし、自毛を移植してから1ヶ月するとヘアサイクルの流れで一旦抜け落ちます。これは失敗ではなく、ヘアサイクルが正常になることで、下の新しい細胞が上の古い髪の毛を押し出すことで起こる現象です。この後1?2ヶ月で産毛が生えてきます。手術から1年もすれば、長くて太い毛がしっかり成長してくるようになります。人工毛は合成繊維なので、頭皮に植え込んでもそこから成長することはありません。つまり、髪が伸びることはないということです。また、術後と同じ状態を維持するには、1年に1?2回はメンテナンスを受ける必要があります。それに対して、自毛は一度定着すれば髪が伸びるようになります。髪が生える場所が変わっただけで、もともとの後頭部や側頭部の髪の毛と同じように成長するようになります。サイクルが正常に戻れば、一生涯髪が生え続けます。今では脱毛症を改善させるような飲み薬も登場していますが、ずっと飲み続けなければなりません。これに対して、自毛植毛ならば術後のメンテナンスはほとんど必要ありません。移植翌日の消毒、10?14日後の抜糸、半年後の経過観察、くらいです。維持費をかけたくない、髪の悩みに振り回されていたくない、という人に向いています。

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