薄毛は植毛でどこまで改善する？植毛の効果を徹底調査！

【ランキング】植毛の満足度が高いクリニックを大発表！＞植毛の記事一覧＞薄毛は植毛でどこまで改善する？植毛の効果を徹底調査！

薄毛は植毛でどこまで改善する？植毛の効果を徹底調査！

薄毛やAGA（男性型脱毛症）の治療は、DHT（ジヒドロテストステロン）という男性ホルモンが増えるのを抑える内服薬を使います。それ以外の選択肢として、植毛があります。後頭部や生え際の毛髪を毛根ごと採取して、薄毛が目立つ部分に移植させる治療方法です。植える毛の種類によって、「自毛植毛」と「人工植毛」の2つに分けられます。人工毛はあまり医療技術が発展していない時代に導入された方法で、手軽というメリットはありますが、異物反応によって頭皮に拒絶反応があらわれてしまうことがあります。頭皮のかぶれ、炎症などのリスクがあり、アメリカでは禁止されています。日本では禁じられてはいませんが、ほとんどが自毛を使った治療を行っています。人工毛と違って移植元が自分の毛髪・毛根なので、拒絶反応が起こりにくいというメリットがあります。人間の体は体外から異物が入ってくるとそれを攻撃しようとして拒絶反応があらわれますが、自毛であれば異物とは認識しないので、拒絶反応が起こりにくいのです。後頭部周辺は特にDHTの作用が弱く、薄毛になりにくいため、生命力が高い毛根が採取できます。移植後4?6ヶ月くらい経つと、着実に成長していきます。成長する過程で一旦移植した髪の毛が抜け落ちてしまうこともありますが、健康的な毛根が残っているならば問題ありません。これはヘアサイクルによって起こる現象で、成長サイクルが休止期に入ると抜け落ちます。しかし、毛根がしっかりしていれば、再び成長期のサイクルに入るので、そこで太く、長い髪に成長していきます。ここまででだいたい1年ほどかかります。術後の見た目も自然で、まわりからバレにくいというメリットもあります。移植が1回で終わる程度ならば、移植当日に帰ることも可能です。治療方法として増毛もありますが、こちらは月に1回メンテナンスが必要になります。施術にかかる費用は植毛の1/4程度で済みますが、その後のメンテナンスで約2万円ほどかかるので、ランニングコストが高くなります。植毛は定着するまでに1年ほどかかるという難点がありますが、増毛に比べると毛根を移植するので、根本的な治療につなげることができます。もちろん、その後不摂生な生活を続けていれば、移植した部位の髪の成長が滞ってしまう可能性があるので、生活習慣には気をつける必要があります。治療薬でも効果が感じられなかった人は、治療の選択肢にいれておくと良いでしょう。