植毛｜術後のダウンタイムについて※術前に知っておくべきこと

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植毛｜術後のダウンタイムについて※術前に知っておくべきこと

自毛植毛を受けた後、皮膚の状態がどのくらいで回復して、いつ頃からシャンプーができるのか気になる人も多いかと思います。このような施術をした後に、日常生活に支障が出ないところまで回復する期間をダウンタイムと呼び、美容整形の分野でも使われる単語です。自毛植毛は様々な施術法があるので、ダウンタイムまでの期間を一概には説明できないものの、側頭部や後頭部からドナー採取した部分は、2～3日で痛みや腫れが引いていくと言われています。一般的な手法であるFUT法はメスを使ったドナー採取を行い、上下幅約1cm、左右で15～20cmの長さで切断するため傷痕を縫合しますが、包帯を頭に巻く期間は1日程度で、その後は通常の生活に戻ることが可能です。メスを使わずに局所的な移植が可能となるFUE法は、小さな穴が出来る程度で、こちらも包帯を頭に1日巻いた程度で十分とされています。どちらも後頭部の髪の毛が4cmもあれば隠れて見えなくなるので、翌日からは帽子をかぶらずとも普通に外出することができます。問題は頭皮を清潔に保つためにも、シャンプーをしたいと考えるところですが、傷口が完全に癒着していないままでは、無理に頭を洗うと傷口が開いたり、治りが遅くなってしまうこともあります。洗髪が可能となるのは手術翌日の夜からで、勢いよくシャワーのお湯を出さずに、髪の毛を濡らす程度で頭を洗います。シャンプーなどは極力使わず、頭に刺激を与えるようなものは使わずに、約1週間ほどそれを続けます。傷口が治ってくる頃の術後1～2週間までは、シャワーを頭からかぶっても大丈夫ですが、この頃にできるかさぶたは取らないように気をつけて洗います。この間もシャンプーはなるべく使用せずに、指でやさしく頭皮を揉むようにして洗髪します。手術後2週間以降は傷口もかなり塞がっているので、シャンプーを使った通常通りの洗い方が可能です。ただし、爪を立てた力強い洗い方をすると、傷口が再び開くおそれもあるので、力は入れすぎないようにしましょう。この期間は一般的なものなので、頭皮の状態や術後経過によって個人差が出ます。ダウンタイムやシャンプーまでの期間は、人による違いがあるので、必ず専門医に確認する必要があります。また、自毛植毛を再び受ける時も、ダウンタイムとは違う期間が設定されており、最低でも3ヶ月は空ける必要があると言われています。2回目以降の手術も、頭皮の状態を医師が確認してから移植するスケジュールを立てることになっています。